2021年2月9日

【必ずお読みください】低圧(自宅、事務所等)のお客様

電力取引価格の一時的な高騰に伴うEneでんきの対応

お客様 各位

拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年末から2021年1月にかけて、日本卸電力取引所(以下、「JEPX」)の電力取引価格が高騰したこと による電気料金への影響と、現時点でのEneでんき(低圧)における対応について、お知らせいたします。

■電力取引価格の状況

2021年1月、JEPXにおける電力取引価格が高騰し、1日の最高価格が200円/kWhを超える日が連続的に発生しました。1月15日には電力の取引価格が過去に類を見ない251円/kWhとなりました。資源エネルギー庁からは2021年1月15日付で「1月12日から15日までの取引価格の最高価格が4日間連続して200円/kWhを超えたことを踏まえれば、市場参加者による電力の安定的な取引環境確保のため、緊急的な対応が必要」との内容を含む発表がなされ、インバランス料金等単価の上限が200円/kWh となり、その影響を受けてJEPXにおける取引価格が200円を超えない環境となりましたが、依然として異常な高値の期間が生じました。 その後JEPXにおける取引価格は1月31日時点で6.6円/kWhとなるなど、従来想定される価格の範囲に戻っておりますが、結果的に1月1日から1月31日にかけての平均価格が63.1円/kWhとなり、昨年、一昨年の同時期の平均価格がそれぞれ7.7円/kWh、10.0円/kWhであったことを踏まえれば、従来想定されなかった水準を逸脱した高値が一時的に生じたものと言えます。

■高騰の原因

調査によると、国内発電量の大部分を占めるLNG(液化天然ガス)火力発電所が利用する燃料が様々な理由で不足しており、相次ぐ寒波により暖房器具などでの電力需要と重なるなどとし需給両側での事由により、急激な価格の高騰が続いたと考えられます。

■お客様のご負担軽減及び緩和措置

2021年1月の電力取引価格の高騰は、2021年2月のお支払金額(2021年1月度ご請求書)に反映されます。当社では、お客様のご負担を軽減緩和するため、2021年1月度ご請求書のうち調達調整費について、12回の分割払いを適用させていただきます。

※分割手数料等の追加請求が発生することはございませんが、分割対象金額の全額のお支払いが完了する前に、ご解約される場合には、最終のご請求時に分割対象金額の残額が一括で合算して請求されることとなりますので予めご留意ください。
※2すでに解約手続きをされている場合は上記の通り一括で合算して請求をさせていただきます。

分割対象となる市場電源調達調整費単価は以下の通りです。(1kWhあたり)

北海道
23.55
東北
25.26
東京
25.77
中部
22.98
北陸
22.005
関西
22.255
中国
22.235
四国
22.29
九州
22.31

■今後の見通し

現時点(2021年1月25日以降)では、電力取引価格は前年並みの水準に落ち着いており、価格高騰は終息しております。 Eneでんきは今後とも、低価格な新電力会社としてこれまでと変わらない供給品質でより良いお得な電力サービスを実現したいと考えております。 今後もJEPX価格の動向を注視し、電気事業の健全な発達に貢献できるよう、努力を続けてまいります。 ご不明点等ございましたら、当社窓口までご連絡いただきますようお願い申し上げます。